〔授業の目的〕
学生ひとりひとりの興味や関心にしたがって研究室に分かれ、それぞれの分野がどのようなものであるかを学びます。基礎演習と卒業研究の橋渡しを行い、卒業研究に備えての基本的な事柄を学習します。
混沌とした世の中を生き抜いていくためには客観的に物事を判断し時には批判的に思考し検証する必要があります。村上ゼミでは、「基本的なコミュニケーション能力」を身につけるとともに、自分の考えを積極的に発表し、議論できる技術を身に着けます。

〔到達目標〕
多角的そして客観的に物事を判断したうえで、自分の考えを人前で話すことができる能力を養う。
問題の本質を見抜くスキルを習得することで、生涯学習としての「知への欲求」への探求につなげていただきたい。

[各回の授業内容]
研究テーマは各自が設定します。そのテーマに応じた文献や研究雑誌をピックアップしクラスで報告しあい、質疑応答していただきます。双方向のコミュニケーションを意識してください。自分が行ったプレゼンテーションの成果をもとに期末レポートを提出していただきます。

発表したいテーマを各自で選定します。そのテーマにあった文献や雑誌などを選び要約して紹介します。その情報について、各自分析を加え自分の考えを論証していきます。プレゼンテーションの後、質疑応答で他のグループメンバーから問題提起された内容などをレポートにして提出していただきます。

・平常点（発表・質疑応答など）　５０点
・期末レポート　５０点

特にありません。

「アカデミック・スキルズ（第２版）大学生のための知的技法入門」慶應義塾大学出版会、２０１２年

「アナウンス講座」の履修が望ましいです。