・バロック音楽作品の研究を通して作品の成り立ち及び背景を説明できる。
・楽曲分析の基礎知識の学習を通して、実際に楽曲分析を行うことができる。

本科目ではバロック音楽を中心とした時代背景・作品研究を行う。

授業計画
第１回：ガイダンス
第２回：バロック音楽の概説　バロック楽曲分析　インヴェンション１番　音型分析
第３回：バロック音楽作曲者について　バロック楽曲分析　インヴェンション１番全体構造分析
第４回：バロック音楽作曲者の経歴　バロック楽曲分析　インヴェンション２番　カノン技法について
第５回：バロック音楽作曲者作品リスト　バロック楽曲分析　インヴェンション２番　全体構造分析
第６回：作曲者作品リストに伴う編成とその特徴　バロック楽曲分析　インヴェンション５　フーガ技法について
第７回：編成別作品研究　声楽ソロ　バロック楽曲分析　インヴェンション５番　全体構造について
第８回：編成別作品研究　声楽合唱　バロック楽曲分析　フーガBWV578 音型分析と転調過程分析
第９回：編成別作品研究　器楽作品：鍵盤楽器　バロック楽曲分析　フーガBWV和声分析
第10回：編成別作品研究　器楽作品：弦楽器　バロック楽曲分析　全体構造について
第11回：編成別作品研究　器楽作品：室内楽、その他　バロック楽曲　インヴェンション６番　ソナタ形式について
第12回：編成別作品研究　管弦楽：協奏曲　バロック楽曲分析　インヴェンション６番全体構造について
第13回：編成別作品研究　管弦楽：宗教曲　バロック楽曲分析　インヴェンション４番音型分析と全体構造分析
第14回：編成別作品研究　管弦楽：その他　バロック楽曲分析　インヴェンション12番音型分析と全体構造分析
第15回：まとめ
定期試験

毎回授業内に課した課題提出による。

Inventionen Sinfonien　G.Henle Verlag
「総合和声　実技・分析・原理」島岡譲他著　音楽之友社　その他は担当教員より指示する。

適宜担当教員より指示する。