大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
科目一覧へ戻る
授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
卒業研究(文化経済) 山口 祥平
通年
選択必修 4 演習 国際総合学科2年
■ 授業の目的・到達目標

地域社会と芸術活動について文化経済学の視点から考えていきます。現代社会における諸課題(人口減少・少子化・高齢化等)をふまえ、芸術文化活動の社会的意義について、経済学・社会学・美学芸術学等のあらゆる視点から検討していきます。主な研究事例としては、国内で実施される芸術文化事業(芸術祭、トリエンナーレ、アートプロジェクトなど)を想定しています。文献調査やフィールドワークを通じ、昨今の芸術文化事業に関して基本的な理解と知識を深め、対象事業の課題や展望についての考察を卒業論文にまとめてもらいます。以上がゼミの方針ですが、具体的な進め方(スケジュール、研究テーマおよびアプローチ手法等)は、受講生と相談のうえ決めていきます。

■ 各回の授業内容

【前期】(4月~7月)
□. ガイダンス、テーマ設定ならび年間の執筆スケジュール調整
□. 先行研究事例の報告、調査方法の調製
□. 個人報告、中間発表準備
【後期】(10月~1月)
□. ガイダンス個人報告
□. 研究テーマに基づいた論文の執筆
□. 卒業研究発表会の準備
※基本的な論文の書き方について、授業の中で適宜指示していきます。

■ 準備学習等

各自で積極的に現地調査に赴くことを推奨します。

■ 成績評価の方法・基準

平常点(40%)・ 卒業論文(40%)ならびに卒業研究発表会(20%)とし、総合的に評価します。

■ 教科書

熊倉純子編『アートプロジェクト-芸術と共創する社会』
その他、適宜授業中に指示します。

■ 参考図書

■ 履修の条件・注意事項

ディスカッションを中心に授業を進めていきます。授業中には、意見やアイディアを求めますので、日頃から情報収集につとめてください。本授業では、フィールドワークにおける学外視察・調査、実践活動も想定しています。

科目一覧へ戻る

Copyright © 大分県立芸術文化短期大学 All Rights Reserved.