授業の目的：
芸術や文化にまつわるさまざまな問題に関して、芸術系・人文系学科の４名の教員が、時代・地域・ジャンルなどの比較に基づきつつ、多角的な視点から考察します。
到達目標：
芸術や文化に関する理解をさらに深めること。

１．ガイダンス、およびオリエンタリスムについて（荻野）
２．ドラクロワとオリエンタリスム絵画（その１）（荻野）
３．ドラクロワとオリエンタリスム絵画（その２）（荻野）
４．ドラクロワとオリエンタリスム絵画（その３）（荻野）
５．映画に見る文化比較―三者三様の三銃士（狩谷）
６．文法的映画への挑戦―省略と観客理解　アメリカｖｓフランス＋宮崎アニメ（狩谷）
７．演技力と言語表現―硫黄島からの手紙における渡辺健らの演技（狩谷）
８．各国名優による非言語表現の共通性―ジョンウエイン／三船敏郎／ジャン・ギャバン／ショーン・コネリー／エリック・ツアン（狩谷）
９．江戸の文化（その１）（長福）
１０．江戸の文化（その２）（長福）
１１．江戸の文化（その３）（長福）
１２．レーモン・ルーセル、その生涯と作品（永田）
１３．レーモン・ルーセルと芸術（永田）
１４．『アフリカの印象』を読む①（永田）
１５．『アフリカの印象』を読む②（永田）

教科書および配布資料の予習・復習が重要です。

４名の教員がそれぞれ課すテストやレポートなどの成績を総合して評価します。

各教員が指示します。プリントも配布します。

永田担当分の参考図書は、『抄訳アフリカの印象』（伽鹿舎）。その他は、各教員が講義中に指示します。

・第12～15回（永田担当分）は、補講日に集中しておこなう予定です。そのほかにも、開講日が不規則になる可能性があるので注意してください。詳しくは初回に話します。
・さまざまなジャンルの芸術や文化への関心を深めてください。