［授業の目的］ユニバーサルデザインはデザインと言っても絵を描く訳ではありません。この「ユニバーサルデザイン」の目的はユニバーサルデザイン思考を身につけ社会をデザインすることにあります。そのユニバーサル社会を実現するためには社会を構成している様々な人の理解－多様性を理解し尊重することにはじまります。［到達目標］①ユニバーサルデザイン思考を持って社会を見ることができる人②多様性の尊重と理解ができる人③利用者の立場に立って考えられる人－になることです。授業は毎回「ＵＤ概論」と「ＵＤ思考」の２本立てで講義をします。ビジュアル中心の分かりやすい授業です。観光ビジネスなどはもちろん、お客様など人にサービス行う仕事、人のためのモノづくりをめざす皆さんにとっても多様性の理解は大切です。学科・専攻を越えて履修可能です。

1.ＵＤの定義/コンパニオンアニマル
2.ＵＤ・バリアフリー/インクルーシブ教育
3.高齢化社会とこども/ＵＤファッション
4.多様性の理解：視覚障害/ある視覚障害者アスリート
5.多様性の理解：聴覚障害/聴覚障がい者のＵＤ社会
6.多様性の理解：言語障害/ＵＤスポーツ
7.多様性の理解：肢体不自由/生きがいのＵＤ
8.多様性の理解：心臓内蔵障害/ノーマライゼーション
9.多様性の理解：膀胱直腸障害/ユニバーサルツーリズム
10.多様性の理解：小腸腎臓障害/自動化社会
11.多様性の理解：発達障害/環境のＵＤ社会
12.ＵＤエンジニアリング/ユニバーサルマナー
13.ＵＤエンジニアリング２/ユニバーサルマナー２
14.ＵＤ演習
15.ＵＤ演習（発表）

特になし

授業への取り組み・授業レポート（60点）最終レポート(40％)

毎回、授業のポイントノートを配布します。

とことんやさしいユニバーサルデザインの本・宮入賢一郎・横尾良笑著（日刊工業新聞社）岡本明安
村道晃 伊賀聡一郎 野島久雄 訳