大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
フィールドワーク実習 宮野 幸岳

後期
選択 2 講義・実習 国際総合学科1年
■ 授業の目的・到達目標

 本講義は、フィールドワーク実習を通して、今日の社会課題である「ワーク・ライフ・バランス」をテーマとして、自らの仕事と生活の調和のあり方や余暇の過ごし方などについて考えていきます。具体的には、前半は余暇を考えるための基礎的理解を深める座学カリキュラムをキャンパス内で展開し、後半は安心院(大分県宇佐市)における農家民泊の取り組みを一泊二日の現地実習を通じて体験学習します。講義を通じて、「働くとはどういうことか」「休むとはどういうことか」「自分自身にとっての余暇とは何なのか」といったことを考えていきます。
 授業の到達目標は以下の通りです。
①仕事と生活の調和が求められている今日社会の現状を認識している。
②仕事と生活の調和について自分自身の考えをまとめることができる。
③上記①②を他者に向けて表現することができる。

■ 各回の授業内容

 各回の授業予定は以下の通りです。
■学内イントロダクション
 01 ガイダンス(履修条件・講義スケジュールの確認など)
■学内座学カリキュラム(以下、10月中旬以降の開講(予定))
 02.安心院の歴史と現状理解
 03.安心院におけるグリーンツーリズムの取り組み
 04.農家民泊の事例紹介
 05.余暇ビジネスの取り組み
 06,バカンス法に対する提言
■現地実習(以下、一泊二日の現地滞在実習)
 07ー14.現地実習
■学内総括
 15.全体のふりかえり

※学内座学カリキュラムでは、「心のせんたく」をキャッチフレーズとして活動を続けている「NPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会」ならびに「NPO法人大分県グリーンツーリズム研究会」等から特別講師を招聘し、実際的なお話しを伺っていく予定です。

■ 準備学習等

■ 成績評価の方法・基準

 平常点(50%)+レポート(50%)を目安として、総合的に評価します。
 なお、学生が提出したレポートは、その複写を、特別講師及び現地実習の受入先に報告資料として提供します。

■ 教科書

 指定無し。

■ 参考図書

 適宜、指示いたします。

■ 履修の条件・注意事項

①第2回目以降の開講は、10月中旬以降の開講になる予定です。第1回目の講義(ガイダンス)で、詳細な講義スケジュールを説明します。
②第7回〜第14回までの「現地実習」は、一泊二日の予定で、安心院における農家民泊を体験実習する予定です。履修にあたっては、この現地実習への参加が【必須】となります。現地実習費用として、宿泊費・飲食費等の個人負担が発生します(概ね一万円程度)。詳細は、第1回目の講義で説明します。

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