大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
ビジネス実務総論 植村 修一

前期
必修 2 講義・実習 国際総合学科1年
■ 授業の目的・到達目標

目的:私たちは大人になれば、なんらかの組織に所属し、仕事(役割)に就き、ビジネス活動に携わることになります。その就業形態は、正社員やパートタイマーもあれば、ボランティアの場合もあり、多種多様です。しかし、どのような就業形態であっても、所属している組織には必ず事業目的があります。所属している組織の目的実現のために有効な役割を担い、組織にとって必要な存在になるためには、どのような知識や技能が必要であり、どのような実務能力を身につければよいのか、将来ひとりひとりがそれを考えるうえでの題材を提供するのが授業の目的です。授業では積極的に外部からのゲストをお招きします。
目標:
・ビジネス現場で必要なものとして学んだ手順や基本的な知識を十分理解している。
・その知識をケースに応じて柔軟に活用できる。
・自分の責任や貢献を意識した判断、行動が行えるようになる。

■ 各回の授業内容

1.ビジネスの定義
2.ビジネス環境をとらえる①(グローバル化、情報化)
3.ビジネス環境をとらえる②(環境問題、少子・高齢化)
4.ビジネス現場をとらえる①(日本型雇用システム)
5.ビジネス現場をとらえる②(ワークライフバランス)
6.ビジネス実務学習のねらい
7.ビジネス実務の基本①(仕事の進め方)
8.ビジネス実務の基本②(ビジネスと表現活動)
9.ビジネス実務の基本③(ビジネスと組織活動)
10.ビジネス実務の活動をとらえる①(オペレーション)
11.ビジネス実務の活動をとらえる②(マーケティング)
12.ビジネス実務の活動をとらえる③(キャリア形成、コスト感覚)
13.ビジネス実務を創造する①(セルフマネジメント)
14.ビジネス実務を創造する②(自己啓発)
15.ビジネス実務の事例研究
各回で、上記テキストに則った内容の説明(複数回分を適宜組み合わせて実施)と、経済・ビジネスに関する映像の視聴、経済学・経営学に関する基礎知識の紹介の三つを行います。

■ 準備学習等

各回で教科書の予習を前提とします。

■ 成績評価の方法・基準

出席状況と、授業で出される課題のレポート、及び期末試験で評価します。

■ 教科書

改訂版ビジネス実務総論(全国大学実務教育協会編、紀伊國屋書店)

■ 参考図書

■ 履修の条件・注意事項

短大に入ったばかりでビジネス実務と言われてもぴんとこないかもしれません。しかし、いずれどこかの組織に入って職に就く以上、基礎的なビジネス力は必ず役に立つときがあります。粘り強く学習してください。

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