大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
大分の歴史 松原 勝也
前期
選択 2 講義 国際総合学科1年
■ 授業の目的・到達目標

文献史料を通して大分県地域の歴史や人物について学ぶとともに、それを我々が暮らす現代社会との繋がりの中にどう位置づけていくかを学びます。到達目標は以下の通りです。
①大分の歴史への理解を深め、身の周りの歴史や文化への興味関心を高めることができる。
②大分の先哲の生き方や考え方を学び、自らの生き方への参考にする考え方を持つことができる。
③文献史料に基づいた大分の歴史や人物の具体的知識や理解を、現代社会の中にどう位置づけていくか、経済の活性化や観光振興面での効果、学校や地域教育の場での利活用、文化財や伝統文化の保存・継承といった観点から、その意義を積極的に考え理解し、自分の言葉で説明できるようになる。

■ 各回の授業内容

第01回   ガイダンス
<文献史料からみる「大友宗麟」>
第02~03回 大友宗麟のイメージ ~史料からみる大友宗麟の基礎知識~
第04~05回 大友宗麟と「国際都市」府内 ~海外交易と異文化受容~
第06~07回 大友宗麟と現代ニッポン事情 ~大河ドラマの経済効果と観光振興~
<文献史料からみる「大分の歴史」>
第08~09回   江戸時代の「大分」~小藩分立の「功罪」~
 第10回   江戸時代の産業 ~現代とのつながり~
 第11回   江戸時代の旅 ~紀行文にみる「大分」の風景~
 第12回   近代の「大分」~大分県の成立~
<文献史料からみる「大分の先哲」>   
第13~15回 ①ペトロ岐部カスイ、②滝廉太郎、③重光葵 の人間像を探る

■ 準備学習等

事前に読んでおくべき文献や資料を提示し、読んだ感想などを文章化して次回の講義前に提出。
(詳細はガイダンスにて説明)

■ 成績評価の方法・基準

① 講義への出席、講義中の参加意欲・態度、講義前後の課題提出状況(30%)。
② 最終課題レポート(70%)と、①を合わせて総合的に評価します。

■ 教科書

教科書は使用しません。講義中に随時、資料やプリントを配布します。

■ 参考図書

 新版県史 第2版 44『大分県の歴史』(豊田寛三他著、山川出版社、1997年01月)

■ 履修の条件・注意事項

大分県立先哲史料館(大分市王子西町)に出向いての講義、展示・施設見学も予定しています。

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