[授業の目的]
生徒指導、進路指導およびキャリア教育を実践していく上で、必要となる理論、考え方や実践方法などを理解し、生徒指導や進路指導に関する実践的能力の基礎を培います。
[到達目標]
生徒指導、進路指導およびキャリア教育の理論と方法を習得し、生徒の心理的・社会的自立について教師の立場から考えられるようになることを目標にします。

第１回：ガイダンス（授業の到達目標、概要、計画及び評価の解説）
第２回：生徒指導・進路指導およびキャリア教育の意義と原理
第３回：教育課程における生徒指導・進路指導及びキャリア教育の位置づけ
第４回：学校における生徒指導体制・進路指導体制
第５回：生徒指導と学級経営
第６回：生徒指導に関する法制度
第７回：生徒指導と危機管理
第８回：生徒指導・進路指導及びキャリア教育と就学指導
第９回：生徒指導の実際　―いじめの事例から考える―
第１０回：生徒指導の実際　―暴力の事例から考える―
第１１回：生徒指導の実際　―ソーシャルメディア依存の事例から考える―
第１２回：生徒指導の実際　―不登校の事例から考える―
第１３回：生徒指導の実際　―非行の事例から考える―
第１４回：生徒指導・進路指導及びキャリア教育と教育相談、スクール・カウンセラー
第１５回：生徒指導及び進路指導／キャリア教育における家庭・地域及び関係機関との連携

①他の教職課程の授業と照らし合わせながら、ノートやファイルを整理し、授業で学習したことを教育実習で実践できるように準備していきましょう。
②ノートやファイルの整理の仕方がわからない場合は、随時、対応します。

①小テストおよび課題レポートの採点結果
②ロール・プレイやグループ・ディスカッションの参加度
①②の総合評価とする為、出席が重視され、1/3以上の欠席は単位取得が困難です。
（遅刻3回で欠席1回。始業20分以降の入室、終了20分以前の退室は欠席扱い）。

なし

新井郁男ら編著、生徒指導　新訂（放送大学教材）、放送大学教育振興会
吉田辰雄編著、最新生徒指導・進路指導論 ガイダンスとキャリア教育の理論と実践 （教職課程シリーズ）、図書文化社

①予習　→　授業　→　復習　の習慣を着実に身につけましょう。
②図書館所蔵の教員採用試験問題集、関連図書を自習に利用しましょう。