大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
教育心理学 中島暢美

後期
選択 2 講義・演習 美・音・1年(教職)
■ 授業の目的・到達目標

〔授業の目的〕
教育心理学は様々な心理学領域から成り立っています。様々な心理学領域の研究をもとに教育活動の効果を高め、教育実践上の課題を解決することを目的とした学問です。
本授業は、教員採用試験も視野に入れ、教育心理学の基礎的な理論および実践的知識の習得を図る内容となっています。
〔到達目標〕
まず、教育心理学の基礎的な知識を習得します。
次に、受講生が本授業を通して教育現場で実践力となる教育心理学を学ぶことの意義について自分で考えることを目標とします。

■ 各回の授業内容

第1講 オリエンテーション、まえがき
第2講  学校と教育心理学(第1章)
第3講  発達の理論(第2章)
第4講 乳幼児期の発達(第3章)
第5講 児童期の発達
第6講 青年期の発達(第4章)
第7講 学習の理論(第5章)
第8講 効果的な学習(第6章)
第9講 パーソナリティの理解(第7章)
第10講 知能と学力の理解(第8章)
第11講 不適応行動の理解(第9章)
第12講 不適応行動への対処
第13講 学校と教育相談(第10章)
第14講 教育評価(第11章)
第15講 教員採用の現状と対策(第12章) 

定期試験/再試験
                 

■ 準備学習等

①次回授業予定の頁を読み、人名索引(pp.180-182)や事項索引(pp.183-189)にある用語を予め調べてノートに書くなど予習しておきましょう。
②他の教職課程の授業と照らし合わせながら、ノートやファイルを整理し、授業で学習したことを教育実習で実践できるように準備していきましょう。
③ノートやファイルの整理の仕方がわからない場合は、随時、対応します。

■ 成績評価の方法・基準

①出席状況。欠席3分の1以上は不可となり、終講試験の受験資格を喪失します
(遅刻3回で欠席1回。始業20分以降の入室、終了20分以前の退室は欠席扱い)。
②定期試験の結果が60点未満(100点満点)の時は再試験を必ず受けて下さい。
 再試験が60点以上であれば合格です。

■ 教科書

藤田主一ら編著 『教職をめざす人のための教育心理学』 福村出版

■ 参考図書

心理科学研究会編『中学・高校教師になるための教育心理学[第3版] 』有斐閣選書
下山晴彦『教育心理学Ⅱ 発達と臨床援助の心理学』東京大学出版会

■ 履修の条件・注意事項

①購入した教科書は予習および復習のたびに読み込み、マーカーし、書き込み、
「自分の教科書」にしてしまいましょう。
②予習 → 授業 → 復習 の習慣を着実に身につけましょう。
③図書館所蔵の教員採用試験問題集、関連図書を自習に利用しましょう。

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