大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
文章表現Ⅰ 長福 香菜

後期
選択 2 講義 国際総合学科1年
■ 授業の目的・到達目標

この授業の目的は、さまざまな文章を書くための基礎的な技術を習得することです。日本語表現に関する知識を身に付けるとともに、目的に合わせた適切な言葉の使い方や文章表現について学習します。
到達目標は、次の3点です。
1)目的によって文章の書き方が異なることを理解している。
2)適切な文章を書くことができる。
3)自分らしさ、自分の考えなどを文章によって論理的に表現できる。

■ 各回の授業内容

第1回 概説:授業の概要についての説明。
第2回 ことばと表現について:同訓・音異義語、四字熟語、慣用表現、ことわざ、文の構造(主語と述語、修飾語と被修飾語、読点、接続詞、助詞などの用法)など。
第3回 口頭表現と文章表現:挨拶、改まった話し方、漢字仮名交じり文、敬体・常体の書き分け方など。
第4回 敬語・敬意表現:敬語の種類、用法。
第5回 原稿用紙の使い方、自分のことを書く:自己PR文の作成。
第6回 口頭発表:口頭発表の方法。
第7回 本を紹介する①-POP作り:おすすめの本のPOPを作成。
第8回 本を紹介する②-発表:作成したPOPをもとに、おすすめの本を紹介。
第9回 新聞のコラム・論説の要約をする①:新聞記事の構成を理解し、要旨を作成。
第10回 新聞のコラム・論説の要約をする②:自ら選んだ新聞記事の内容を理解し、自分なりの意見を述べる。
第11回 意見文を書く:テーマに基づき、論説文を作成。
第12回 年賀状を書く:年賀状の基本的な書き方。
第13回 手紙を書く:手紙の基本的な書き方。
第14回 キャッチコピーを考える①:商品のキャッチコピーを作成(グループワーク)。
第15回 キャッチコピーを考える②-発表、まとめ:作成したキャッチコピーを発表。授業の振り返りとまとめ。
※各回の順序は変更する可能性があります。

■ 準備学習等

課題を出したときは、しっかりと取り組み、必ず締切までに提出すること。

■ 成績評価の方法・基準

平常点(出席、授業態度)30%、課題70%で評価します。

■ 教科書

教科書は特にありません。プリントを用意します。

■ 参考図書

参考文献は適宜紹介します。

■ 履修の条件・注意事項

携帯電話の使用・私語は厳禁とします。この授業ではグループでの作業を含みます。
自分の文章のどこが悪いのか、考える訓練をしてください。本を読んでください。

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