大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
人間と環境 武井 雅宏
前期
選択 2 講義 専攻科音楽専攻2年
専攻科造形専攻2年
■ 授業の目的・到達目標

人類は、1900年代初期の産業革命以降から自然との共存共栄の関係を無視し、様々な恩恵を甘受してきたばかりでなく、人類や野生生物にとって望ましくない負荷を自然環境に与え、地球環境を悪化させて人類の生存を危うくして現在に至っています。そこで本講義では、人類の日常生活に関わる生産・消費活動がどのような環境負荷を生み出してきたのか、その負荷を軽減緩和するためにはどのような日常生活を送るべきかを理解することを目的とします。
 人類の存続が子々孫々まで保障されるよう、①地球環境の保全に向けての日常生活の在り方や②これまでに悪化した自然環境の改善・緩和に向けた生活目標に相応しい行動のあり方等を理解することを到達目標とします。

■ 各回の授業内容

第1回授業の概要
第2回生態系の中での人類の位置
第3回生物多様性の保全の意義Ⅰ
第4回生物多様性の保全の意義Ⅱ
第5回産業革命と人類社会の変遷
第6回都市化の進行に伴って生じる環境負荷
第7回都市環境保全の在り方
第8回日常生活での利便性の追求と環境負荷
第9回食生活が生み出す環境負荷とその緩和策Ⅰ
第10回食生活が生み出す環境負荷とその緩和策Ⅱ
第11回食生活が生み出す環境負荷とその緩和策Ⅲ
第12回日本の食糧事情と環境問題Ⅰ
第13回日本の食糧事情と環境問題Ⅱ
第14回環境保全に相応しい日常生活の在り方
第15回まとめ

■ 準備学習等

・時々、本講義に係わる新聞記事等に関するレポ-トの提出を求めることがあります。
・講義前には、既に学習したことをまとめ、講義の理解を深めるようにしてください。

■ 成績評価の方法・基準

・レポート提出状況出席等を加味した平常点(30%)と期末試験(70%)をもって総合評価します。
・毎回出席をとり、3回以上の無断欠席がある場合は期末試験の受講を認めない

■ 教科書

・教科書は使用せず、必要に応じて講義資料プリントを講義前に配布します。

■ 参考図書

・参考図書は、授業の中で必要に応じてその都度紹介します。

■ 履修の条件・注意事項

・授業中の携帯電話の使用や私語を堅く禁じます。
・但し、講義内容に関しての質問等は授業中でも歓迎します。

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