大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
近代デザイン史 天内 大樹
前期集中
選択 2 講義 美術科1年
■ 授業の目的・到達目標

 〔授業の目的〕
 なぜ「デザイナー」という職業は生まれたのか,なぜ「デザイン」という言葉がある時代から世界中で求められるようになったか──具体的なものを通じて,時代を追って考え方を辿ります.

〔到達目標〕
 デザインが時代ごとに直面した課題を説明できる.デザインが文化事象であり,デザイナーが文化の創造者であることを自覚する.

■ 各回の授業内容

■ 各回の授業内容(ウェブや事典などで,右側の単語を各自で把握しておいてください)

1.イントロダクション:デザインという言葉 美学,ディゼーニョ,Design for the other 90%
2.大雑把な歴史:古典の呪縛と4つの革命 ウィトルウィウス,グーテンベルク,シェーカー
3.アーツ・アンド・クラフツ運動 産業革命,ウィリアム・モリス,ロマン主義
4.アール・ヌーヴォー,装飾と犯罪 分離派,アドルフ・ロース,ダンディ
5.ドイツ工作連盟,バウハウス ムテジウス,ベーレンス,グロピウス
6.アール・デコ:距離と速度の拡大 1925年パリ博,キュビスム,未来派
7.合理と表現:デ・スティル,モダニズム モンドリアン,ピュリスム
8.アメリカ:大量生産,流線型 T型フォード,レイモンド・ローウィ
9.モダン・デザインの世界的拡大 消費社会,バックミンスター・フラー
10.ポスト・モダンと産業・制度 沈黙の春,アート・ディレクター
11.日本1:産業としての導入 内国勧業博覧会,工部美術学校,工芸指導所
12.日本2:生活としての需要 生活改善運動,民芸運動,同潤会
13.日本3:情報としての再導入 百貨店,日宣美,世界デザイン会議
14.日本4:課題としての環境 都市公園,ランドスケープ
15.レポート課題説明:自己と社会の接続

■ 準備学習等

事前に上記リスト中の単語を調べておくこと.また授業スライドもあらかじめ見られるようにしておくので,一通り目を通しておくと良い.

■ 成績評価の方法・基準

レポート100%.

■ 教科書

■ 参考図書

柏木博監修『近代デザイン史』武蔵野美術大学出版局2006 / 高島直之監修『デザイン史を学ぶクリティカル・ワーズ』フィルムアート社2006 / 竹原あき子+森山明子監修『カラー版日本デザイン史』美術出版社2003 / 藤田治彦『現代デザイン論』昭和堂1999 / 柏木博監修『図鑑デザイン全史』東京書籍2017.

■ 履修の条件・注意事項

固有名詞(人名,団体名,製品/作品名など)も重要だが,とくに授業中は,歴史の流れを概観するように努めてほしい.

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