大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
ドイツ語特論A・B 中村 哲夫
前期
後期
選択 各1 講義 専攻科音楽専攻1年
専攻科造形専攻1年
■ 授業の目的・到達目標

文化は、コトバと密接に関わっている。 異文化の認識と理解を深めようとするなら、日本文化との比較対照が不可欠である。つまり外国語・日本語の比較対照も必要となる。この特論では、ドイツ語の基礎 (主として文法)を学びながら、さまざまな文化的内容の比較を通じて日独文化をより深く理解することを心掛ける。
 
 到達目標; 
□ ドイツ語の基礎的知識を学ぶ(基礎的独文テキストを、辞書を用いて、読めるレベル到達)
□ 音楽・美術の専攻科目での独文献等、より深く理解できる様になること(希望)
□ 学習を通じ、日独文化・社会・歴史等の類似点・相違点を発見し、理解を深める。
□ 論理的に習熟する。日本語・社会常識等,関連知識も深まると良い。

■ 各回の授業内容

1回目.オリエンテーション (全体の内容・方法論の説明・ドイツ常識クイズ、質疑応答)

2回目以降、教科書の順番通りに進む。授業では「自分の意見」を極力発表すること。
 毎時間冒頭に「Topics,復習など」がある。前期は9課迄、後期は21課迄進む。
 「22課 接続法」は対象外。ビデオ教材も参照する。受講生の希望・必要に応じ、小テスト等がある。要は、学習したことはその週の内に、理解する。

 重要;「授業記録+準備ヒント」が、教科により纏められ、E-mail添付として配布される。これにて、欠席者も,概要が判るだろう。不足分は,授業時,質問すること。欠席しても損失が最小限になるよう努力する。独文化に親しめる授業にしたい。

後期:教科書後半部分が、引き続き扱われる。受講生の実力向上を勘案し,文化的課題が加わる。

■ 準備学習等

2回目以降、E-mail教材を受信し事前に読む。教科書CDに耳を慣れさせる。
学期始めに、E-mailID,個人票を教科に提出(オリエンテーション時説明)。

■ 成績評価の方法・基準

試験点+平常点で評価される。期末試験が免除(一部・全部)される場合あり。
つまり普段に努力する者には、期末試験負荷が最小となる様配慮される。

■ 教科書

『ドイツ語のスタートライン』 在間 進著 三修社 2015 ¥1,600+税 前期+後期の通年で使用

■ 参考図書

独和辞典を、[授業時、極力持参する],前期に読んでおく文献;『シモネッタ・ガゼネッタ』米原万里,『あぶない話』松原秀一 白水社など。 他は授業にて紹介予定。

■ 履修の条件・注意事項

知的興味を持つこと。学生の本分を考えること。努力する限り「ドイツ語は初めて」でも差し支えない。公休は、欠席とは看做されないが、授業には極力連続参加すること。
教科書付属CDを聴き、自分でも音読すること。

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