大分県立芸術文化短期大学 平成29年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
西洋文化史特論 高瀬 圭子

前期
選択 2 講義 専攻科音楽専攻1年
専攻科造形専攻1年
■ 授業の目的・到達目標

後期中世~近世ヨーロッパにおいて成立した視覚芸術作品を取り上げて、歴史的背景を考え合わせながら、描かれた内容の解釈を試みます。その際の方法論として、図像学(イコノグラフィー、イコノロジー)についても学びます。また、作品の解釈を通じて、西洋の文化的伝統への理解を深めることをも目的とします。この授業の到達目標は、次の通りです。
1.図像学の基礎的な方法論を知る。
2.図像学の方法を用いた解釈について、具体的な作例を通じて学ぶとともに、ヨーロッパの芸術文化とその歴史的背景についての知識を得る。
3.以上の事柄を総合して、ある視覚芸術作品に関する図像学的解釈について説明できるようになる。

■ 各回の授業内容

1~2.イコノグラフィーとイコノロジー
3.図像における定型表現(「最後の晩餐」を例として)
4.象徴とアトリビュート(「受胎告知」を例として)
5~6.ファン・エイク兄弟「ヘントの祭壇画」
7.ピエロ・デッラ・フランチェスカ「キリストの鞭打ち」
8~9.サンドロ・ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」と「春」
10. ティツィアーノ・ヴェチェッリオ「聖なる愛と俗なる愛」
11~12.アルブレヒト・デューラー「メレンコリアI」
13.アーニョロ・ブロンズィーノ「愛のアレゴリー」
14.ハンス・ホルバイン(子)「死の舞踏」
15.ピーテル・ブリューゲル(父)「子どもの遊び」

■ 準備学習等

本講義で取り上げる作品について、作者・成立時期・美術史的な位置付けなどの事柄を、事前に学習しておいてください。
また、講義内容のまとめとして、小レポートの作成を課します(6~7回程度)。

■ 成績評価の方法・基準

小レポート(40%)および学期末レポート(60%)

■ 教科書

教科書は使用しません。

■ 参考図書

配付する講義資料に記載して紹介します。

■ 履修の条件・注意事項

学期末レポートを提出して成績評価を受けるためには、出席状況が規定を満たしている必要がありますので、注意してください。

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