大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
ピアノ音楽史 石山 聡

通年
選択 4 講義 専攻科音楽専攻1年
(ピアノ)
■ 授業の目的・到達目標

前期における授業・到達目標
バロック音楽の頂点と考えるJ.S.バッハの鍵盤音楽の理解
・情念論
・音楽修辞学
・バロック時代における音楽観
ギャラント様式、多感様式の興隆から古典派への理解
・情念論への反撥
・ギャラント様式と多感様式が同一の概念に属していない事実

後期における授業・到達目標
古典派として言及されている、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家の作品の理解
・ハイドンのピアノソナタ
・モーツァルトのピアノソナタ
・モーツァルトの変奏曲、ピアノ連弾曲
・クレメンティのピアノソナタ
・ベートーヴェンのピアノソナタ、ソナタ以外の大形式の作品

■ 各回の授業内容

前期
第1回 ガイダンス
第2回「J.S.バッハ」インヴェンションとシンフォニア
第3回「J.S.バッハ」平均律クラヴィア曲集第1巻
第4回「J.S.バッハ」4部から成るクラヴィア練習曲集 第1部
第5回「J.S.バッハ」4部から成るクラヴィア練習曲集 第2部
第6回「J.S.バッハ」4部から成るクラヴィア練習曲集 第3部
第7回「J.S.バッハ」4部から成るクラヴィア練習曲集 第4部
第8回「J.S.バッハ」平均律クラヴィア曲集第2巻
第9回 小まとめ “アフェクトを表現する理想”
第10回「バロックから古典派へ」“ギャラント”
第11回「バロックから古典派へ」“J.S.バッハ”と同時代のドイツの音楽家
第12回「バロックから古典派へ」“J.S.バッハ”と同時代のイタリアの音楽家
第13回「バロックから古典派へ」“J.S.バッハ”と同時代のフランスの音楽家
第14回「バロックから古典派へ」“J.S.バッハ”の息子たち
第15回 まとめ

後期
第1回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “ハイドン”①
第2回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “ハイドン”②
第3回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “モーツァルト”①
第4回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “モーツァルト”②
第5回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “モーツァルト”③
第6回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “クレメンティ”
第7回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “ベートーヴェン” 初期のピアノソナタ
第8回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “ベートーヴェン”初期から中期の過渡期のピアノソナタ
第9回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “ベートーヴェン” 中期のピアノソナタ
第10回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “ベートーヴェン” 中期から後期の過渡期のピアノソナタ
第11回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “ベートーヴェン” 後期のピアノソナタ
第12回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “ベートーヴェン”ピアノソナタの多様性
第13回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “ベートーヴェン”ソナタ以外の大形式の作品①
第14回「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン及び同時代の作曲家」
    “ベートーヴェン”ソナタ以外の大形式の作品②
第15回 まとめ

■ 準備学習等

適宜指示

■ 成績評価の方法・基準

前期期末試験及び後期期末試験による

■ 教科書

適宜紹介

■ 参考図書

適宜紹介

■ 履修の条件・注意事項

原則としてピアノコースの学生が対象。前期で4回欠席、後期で4回欠席で試験の受験資格喪失とする。

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