大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
卒業研究(安倍) 安倍尚紀

通年
必修 3 演習 情報コミュニケーション学科2年
■ 授業の目的・到達目標

 受講者(ゼミ生)の最大の目的は、社会学に関する専門的な視点から研究活動をおこない、卒業論文を完成させることです。

卒業論文の(1)要旨と(2)本文は、それぞれ製本され、記録として残ることになります。この研究は2年間の学生生活の集大成であり、みなさんが生みだす最大の学術的な成果となります。

 先行研究に目を通し、問いを立てて考察を深め、また問いを立て直し、最終的に、作品を完成させます。このために、ひとつのことを考え抜いて、言葉を尽くして描き切るための「知的体力」を鍛えることを目的とします。

同時に、就職・編入学といった進路に関する活動も個人個人で進めていきます。
(昨年の先輩の成果の一部は、以下と下のほうを参照)
http://jakyo.com/n-abe/index.cgi?page=2018%C7%AF%C5%D9%A4%CE%A4%AA%BB%C5%BB%F6

■ 各回の授業内容

研究テーマは「地域社会をフィールドとする調査研究」などを中心として、各自の興味関心に応じて設定します。「読む」(先行研究の読解)、「聞く」(聞き取り調査)、「書く」(論文執筆)の三つの要素を結び合わせて仕上げていきます。

■ 準備学習等

授業時間外での調査・執筆で、自分を鍛えることが必要です。GTD、デザイン、コピーライティングという文系に必須の3スキルを高めるべく、これらの自主学習に取り組んでください。

■ 成績評価の方法・基準

ゼミでの取組(50%)、卒業論文(50%)を総合して評価します。

■ 教科書

教科書はありません。そのつどゼミ内で資料を配布、紹介します。

■ 参考図書

特に指定はしませんが、論文の書き方に関する本を参照してください。例えば、戸田山 和久、2012、『新版 論文の教室 レポートから卒論まで』 (NHKブックス)

■ 履修の条件・注意事項

毎回出席することが原則です。議論への積極的な参加を期待します。
安倍の担当科目のできるだけ多くを受講しておいて下さい。ゼミ配属の倍率が高くなった場合、選考では、これらのレポート内容・講義への取り組みも加味しています。

3月などに一度だけ、ゼミ内での親睦をはかって理想的発話状況に近づくために竹田キャンパスに合宿に行っています。

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