大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
卒業研究(吉岡) 吉岡 孝

通年
必修 3 演習 情報コミュニケーション学科2年
■ 授業の目的・到達目標

学生が興味を持ったことを私の専門分野からの視点で問題解決を図り、同時に道具としての情報機器、および処理技術の活用を訓練することで、筆記、口頭説明、情報機器などを総合的に活用したコミュニケーション能力の向上を図る。
到達目標は①調べ事に終始しないで論理的思考で構成や表現を再構築できる。②分かりやすい表現を用いて資料を作成できる。③原稿等を見ないで聴衆に語りかけるようにプレゼンテーションができる。

■ 各回の授業内容

4月に全体のオリエンテーションを行なうが、その日に年間の司会進行担当者を決定する。司会進行役は事前に報告用紙を集め人数分印刷をし、ゼミの進行をする。報告内容に関してディスカッション(そこで出る疑問、質問が次週の課題ともなる)というのが全体の内容。
以下に挙げた私のホームページには研究室の詳細、および最新情報が記してあるので、吉岡研究室に興味を持ったものは参照のこと。
http://www.oita-pjc.ac.jp/~yoshioka/

■ 準備学習等

報告用紙として1週間の取り組みを毎回A4用紙1枚にまとめてくること。
自分が取り組んだことを具体的にまとめる(たとえば読んだ本の概要やそれによって自分が新たに分かったことなど)。その他就職活動状況、気になった情報など、幅広く話題提供をしてもらう。個別に学習するのではなく全体として効率よく学習する目的を持って取り組むこと。

■ 成績評価の方法・基準

卒業研究への取り組み姿勢(10%)と卒業論文(30%)および卒業研究発表(60%)

■ 教科書

テキスト「卒業研究の取り組み方」吉岡研究室(配布します)

■ 参考図書

適時紹介するが以下は基本
大野晋  日本語練習帳      岩波新書
藤沢晃治 「分かりやすい表現」の技術
     「分かりやすい説明」の技術 BLUE BACKS

■ 履修の条件・注意事項

各自の興味を深く掘り下げるので、やる気と覚悟が必要。完全なる参加型なので、用意するべきものを持たないで座っていることはないものと考えておくこと。過去や今の失敗は直近の未来(今)で取り返す努力をすること。

身近な情報技術に関しては1年前期の「情報処理論」で取り上げるので情報の分野で卒業研究を受けようとするものは履修しておくこと。

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