大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
社会調査法(綾部) 綾部 誠
前期
後期
必修 1 演習 情報コミュニケーション学科1年
■ 授業の目的・到達目標

〔授業の目的〕
現代社会における複雑な事象を的確に理解するためには、様々な情報やデータを収集し、分析していくことが必要となります。そのためには官公庁などが発表するデータにはどのようなものがあるのかを知り、またそれらを活用する方法を知らなければなりません。既存のデータが無い場合は、自分でデータを集めて分析することが必要になります。講義では社会調査におけるデータならびに活用方法を学びます。なお講義の最後では、自分たちが調べたことについてまとめ、発表会を行います。

〔到達目標〕
① 関心のあるテーマについて調べる。
② 既存の調査・研究を把握できる。
③ 興味深いテーマや有意義なテーマを考えられる。
④ 調査票を作成できる。
⑤ 実際に調査ができる。
⑥ 集めたデータを分析できる。
⑦ 上記①~⑥をまとめたうえで発表ができる。

■ 各回の授業内容

調査・研究において最も大切なことは、テーマを見つけることです。面白いテーマを見つければ、面白い研究ができます。この授業では、学生の皆さんに関心のあるテーマをグループワークで考えてもらいます。ここでは主にブレーンストーミング法とKJ法を用います。選んだテーマについて、新聞記事・インターネット・雑誌などを使って情報の収集と調査をしてもらいます。そして取り組むべきテーマを絞り込みます。
次に、設定したテーマについて、主として本学の学生(学外の者でも可能)を対象としたアンケートなどの調査を設計し、実際に実施してもらいます。その調査結果を分析し、調べたことと合わせて考察し、各グループで発表をしてもらいます。
講義の最後ではグループでの発表とレポート提出があります。

■ 準備学習等

自分たちで情報・資料を集め、データを収集し研究します。エクセルとパワーポイントを使用します。

■ 成績評価の方法・基準

平常点・定期レポート(50%)・発表会(25%)、グループレポート(25%)
定期的に簡単なレポートを提出してもらいます。またグループで、社会調査法を用いた発表会およびグループレポートを提出します。

■ 教科書

テキストは用いません。補足として資料を必要回に配布します。

■ 参考図書

情報コミュニケーション学科ホームページ→講義紹介→社会調査法
http://oitapc-cis.jp/index.php?id=129 にこれまでの学生が行った発表のパワーポイントファイルが公開されていますので参考にしてください。

社会福祉士養成講座編集委員会編(2013)「社会調査の基礎第3版」中央法規出版。

■ 履修の条件・注意事項

日ごろから興味・関心のあることについて情報を収集するようにしてください。またグループで調査内容を検討し、最後に発表会を実施しますので、グループ内でのコミュニケーションをとれるようにしておいてください。

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