学生一人ひとりの興味や関心にしたがって各研究室に分かれ，それぞれの分野でどのような研究を行っているのか学びます。基礎演習と卒業研究の橋渡しを行い，卒業研究に備えて基本的な事柄を学習します。
　私の研究室では，「対人関係や集団」に関する論文や本を読んで発表してもらいます。【到達目標】①論文の内容を的確に要約することができる。②論文にコメントをつけ，発表できる。③自分の研究テーマを設定できる。

　基本的には，進路指導や履修指導などの全体講義が多くなりますが，年度末に実施される「卒業研究発表」をより深く理解できるように準備を行います。
　私の研究室では，「対人関係や集団」に関する論文や本を読んで，Ａ４で２枚程度のレジメ（要約）にまとめ，発表してもらいます。発表後，質疑応答を行います。

発表する論文や本を選ぶこと，それを読むこと，レジメ（要約）を作成すること。発表のためには，かなりの時間を必要とします。（丸写しではなく，短くまとめることが大切）

レジメ（要約）の内容と発表の仕方（50％），ゼミへの参加度（30％：質疑応答をどのくらい行ったかなど），一般常識テストの成績（20％）。

使用しません。

原田純治編「社会心理学－対人行動の理解」（おうふう出版）
上野・岡本・相川編「人間関係を支える心理学」（北大路書房）

吉山研究室で発展演習や卒業研究をしたい学生は，前期の「社会心理学」か，後期の「グループワーク論」のどちらかを必ず履修して下さい。両方とも履修すると，なおよいです。