大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
地域づくり論 安倍尚紀

前期
選択 2 講義 情報コミュニケーション学科1年
情報コミュニケーション学科2年
■ 授業の目的・到達目標

 地域社会が抱える問題について理解し、それらの解決に向けた地域づくりのさまざまな手法について学ぶことを目的とします。そのなかで、みなさん自身が地域の担い手となるための知識の習得を目指します。

講義中に提示されるさまざまな映像コンテンツや実例について、分析のための視点を習得し、自分自身の立場を把握し、事例や方法論を通して、「地域」「地域づくり」の具体的イメージを持ち、レポート・口頭発表等の形で提言できるようになることが、受講者の最終目標です。

■ 各回の授業内容

主に社会学の知見に基づいて、地域づくりの事例や理論について学びます。

昨年度の例(これまで例年、変更あり)
1. イントロダクション
2. 地域社会論の系譜
3. 「地域」の定義と基礎データの視点(人口統計学的環境・経済環境・技術環境・政治法律環境・社会文化環境)
4. 地域社会の諸問題、コミュニティ崩壊論、対策の成功事例
5. 情報技術の応用、組織とネットワーク
6. グループ実習①(文化、歴史)
7. 商店街と大規模店舗、24時間営業、ネット通販
8. ライフイノベーション(福祉・防災)
9. グリーンイノベーション(環境)
10. 都市計画
11. 地域づくりと観光(ツーリズム)
12. 地域を経営する(産業振興)
13. レポート準備とディスカッション
14. グループ実習②
15. まとめ

■ 準備学習等

そのつど指示します。
以下も参照し、自分の住んでいる市町村、地元の商店街や産業、その他の特徴について、講義中、何らかの意見を言えるように気をつけておいてください。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%B8%82%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E9%A0%86%E4%BD%8D

■ 成績評価の方法・基準

平常点(40%)とレポート(60%)を総合して評価します。

■ 教科書

教科書はありませんが、毎回、講義資料を配布します。

■ 参考図書

講義中に紹介します

■ 履修の条件・注意事項

日頃から地元紙や市の広報に目を通すなど、身近な地域社会のようすに関心をもつことを期待しています。

履修登録に当たって、どの授業を受けようかどうか迷うこともあるでしょう。そんなときは、その先生が書いた著書や学術論文を探してみることです。大学教員というのは教育者であると同時に、専攻分野で最先端の研究をしている人でもあります。googleやgeniiで検索すると、たくさん見つかるでしょう。(参考URL)http://researchmap.jp/abenaoki/

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