大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
社会福祉論 綾部 誠
後期
選択 2 講義 情報コミュニケーション学科1年
情報コミュニケーション学科2年
■ 授業の目的・到達目標

 〔授業の目的〕
我々の日々の生活を保障するものとして、社会福祉の存在は欠かせないものです。また高齢者、障害者、寡婦、子ども、経済的に恵まれない人々、外国人なども、同じ地域の中で普通の生活を営むことが望まれます。
この講義では、社会福祉についての基本的な理解と歴史、各福祉領域における関連制度について幅広く学ぶことで、ソーシャル・ウェルビーイング(社会福祉=社会的に満たされた生活)の実現に向けた取り組みと課題について理解を深めます。

〔到達目標〕
① 社会福祉の概念と歴史を知る。
② 現代の社会福祉について、どのような問題があるかを知る。
③ それぞれの問題の原因・課題と対応する制度を理解する。
④ 少子高齢化社会における福祉制度の在り方と社会福祉の方向性について自らの考えが持てるようになる。

■ 各回の授業内容

1.社会福祉とは何か
2.社会福祉の歴史(日本と海外)
3.児童福祉
4.障害者福祉
5.高齢者福祉
6.生活保護
7.地域福祉
8.その他の福祉

各領域について、最近の話題を取り入れながら各2回程度ずつ講義します(合計15回)。双方向型の講義にするため、社会福祉に関連する課題を提示し、発表・議論を行うことで、より講義の内容を理解できるようにします。

■ 準備学習等

新聞などの関連記事、テレビ番組、ホームページなどを見て、日頃から情報を収集しておいてください。

■ 成績評価の方法・基準

平常点・講義内レポート(70%)・小テスト(30%)。定期的に簡単なレポートを提出してもらいます(含む基本的用語の理解度チェック)。

■ 教科書

テキストは用いません。補足として資料を必要回に配布します。

■ 参考図書

社会福祉の動向編集委員会編(2017)『国民福祉の動向』中央法規出版。

■ 履修の条件・注意事項

関連するテレビ番組や新聞記事を意識的に見たり読んだりして問題意識を持つようにしてください。「少子高齢社会論」を合わせて履修することが望ましい。

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