大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
少子高齢社会論 綾部 誠
後期
選択 2 講義 情報コミュニケーション学科1年
情報コミュニケーション学科2年
■ 授業の目的・到達目標

〔授業の目的〕
日本は既に超高齢社会に突入しており、少子化も続いています。世界に目を転じても、先進国の多くは少子高齢化時代に突入しており、人口減少、高齢化、過疎化などの諸課題に直面しています。この講義は少子高齢化社会の実情を科学的かつ客観的に分析することで、私たちの目指すべき方向性を検討します。

〔到達目標〕
① 少子高齢社会の現状と原因を理解できる。
② 過疎地域における少子高齢化の状況を把握し、地域的格差を理解する。
③ 少子化や高齢化に伴う社会的・制度的な問題について理解できる。
④ 少子高齢化の時代を乗り越えるための自分なりの考えが持てるようになる。
⑤ 本講義を踏まえて地域活動に主体的に参加する。

■ 各回の授業内容

1.高齢化・少子化・人口減少の現状
2.高齢化・少子化・人口減少の原因
3.先進諸国における少子高齢化
4.老化に伴う身体機能と知的機能
5.高齢化問題に関する政策
6.少子化問題に関する政策
7.少子高齢化による経済への影響
8.地方における過疎化と高齢化
9.少子高齢化と保険・医療制度
10.少子高齢化と年金制度
11.超高齢社会とリスク管理
12.人口減少時代のまちづくり
13.少子高齢化と社会システム
14.持続可能な社会の構築に向けて
15.まとめ  

■ 準備学習等

新聞などの関連記事、テレビ番組、ホームページなどを見て、日頃から情報を収集しておいてください。

■ 成績評価の方法・基準

平常点・講義内レポート(70%)・小テスト(30%)。定期的に簡単なレポートを提出してもらいます(含む基本的用語の理解度チェック)。

■ 教科書

テキストは用いません。補足として資料を必要回に配布します。

■ 参考図書

参考文献:社会保障入門編集委員会編(2017)「社会保障入門」中央法規出版。

■ 履修の条件・注意事項

関連するテレビ番組や新聞記事を意識的に見たり読んだりして問題意識を持つようにしてください。「社会福祉論」を合わせて履修することが望ましい。

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