大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
創作表現 狩谷 新

後期
選択 2 講義 美術科1年
美術科2年
音楽科1年
音楽科2年
国際総合学科1年
国際総合学科2年
情報コミュニケーション学科1年
情報コミュニケーション学科2年
留学生(全学1年)
留学生(全学2年)
■ 授業の目的・到達目標

創作表現は、自ら発信者となって、劇場という空間で情報がどれくらい伝達するかを体感することを目的とした講義です。美術・音楽という芸術系学科を持つ本学ならではの講義科目として設定されています。
本年は、「ヴィバルディ」を取り上げ、活躍したヴェニス現地を取材し、その生涯を追います。観客の理解を得るためには、発信側がより深くメッセージを理解している必要があります。台詞を読むのではなく、自らの言葉として発信すること、適切な音楽を表現として用いること、照明の強さや色まで、全てが表現であることを理解し、その全てを効果的に使うことに意味を学びます。実際の公演は12月です。スケジュールを確認してください。
到達目標は以下の通りです。
①各パートの役割を理解する。
②各パートで役割を全うする。
③観客心理を理解する。
④プロジェクト全体の構成とバランスを保つ。

■ 各回の授業内容

第1講 全員による本読み
第2講 台詞録音・各種製作・練習I
第3講 立ち稽古・各種製作・練習継続
第4講 舞台稽古・各種製作・練習継続
第5講 舞台稽古・各種製作・練習継続公演前日リハーサル
第6講 舞台稽古・各種製作・練習継続公演当日リハーサル
第7講 舞台稽古・各種製作・練習継続本公演
第8講 公演前日リハーサルI
第9講 公演前日リハーサルII
第11講 公演当日リハーサル I
第12講 公演当日リハーサルII
第13講 本公演I
第14講 本公演II
第15講 公演収録ビデオ鑑賞

■ 準備学習等

舞台表現における様々な役割についてある程度の予備知識を持っていて下さい。

■ 成績評価の方法・基準

日頃の授業内でのリポートおよび中間期末でのリポートをもとに評価します。評価の基準は以下の通りです。
S(90点以上)=上記の到達目標をすべて達成しており、うち3つ以上を「優れた水準」で達成。
A(80点以上)=上記の到達目標をすべて達成しており、うち2つを「優れた水準」で達成。
B(70点以上)=上記の到達目標をすべて達成しており、うち1つを「優れた水準」で達成。
C(60点以上)=上記の到達目標をすべて達成している。
F(59点以下)=上記の到達目標を1つ以上達成できていない。

■ 教科書

9月に完成台本を配布します。

■ 参考図書

脚本 (シナリオ) 通りにはいかない! / 君塚良一著(キネマ旬報社)
映画のなかの文学文学のなかの映画 / 飯島正著(白水社)
出発点 : 1979-1996 / 宮崎駿著(スタジオジブリ)
48億の妄想 / 筒井康隆著(文藝春秋)
五郎八航空 / 筒井康隆作 ; 白石加代子出演(劇書房)

■ 履修の条件・注意事項

12月に設定される本公演に日程に応じて、講義時間は任意に変更されます。過去の経験から、積極性が強いほど、成果も大きいことが立証されていますので、努力を期待します。学外でのイベントに有料で参加してもらうことがあります。

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