大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
メディアリテラシー 狩谷 新

前期
選択 2 講義 美術科1年
美術科2年
音楽科1年
音楽科2年
国際総合学科1年
国際総合学科2年
情報コミュニケーション学科1年
情報コミュニケーション学科2年
留学生(全学1年)
留学生(全学2年)
■ 授業の目的・到達目標

 インターネットの台頭によって、発信者の意図を探るメディアリテラシーの重要性が更に高まっています。本講義では、媒体による情報伝達の違いを知り、その特徴と効果及び影響力について実際の例を検証しながら、学んでいきます。
 後期に設定されている創作表現は実際に自らが発信者となることによってより深い理解が求められるように設定されています。創作表現に興味のある学生はその前提として是非履修してください。到達目標は以下の通りです。
①メディア発達の歴史についての知見を得る
②異なるメディアのそれぞれの特徴を理解する。
③発信したい情報がどのメディアに適しているか判断できる。
④SNSでの注意点を理解する。

■ 各回の授業内容

第1回 ガイダンス
第2回 プリントメディアの特徴
第3回 プリントメディアの未来
第4回 音声メディア概論
第5回 音声メディアの未来
第6回 映像メディアの特徴
第7回 映像メディアの未来
第8回 パーソナルメディア
第9回 ライブメディア
第10回 職業としての発信者
第11回 情報伝達の目的
第12回 理解とは何か
第13回 発信者と受信者の距離
第14回 ブログと携帯電話の危険性
第15回 総括

■ 準備学習等

身体表現を伴う作品(映画・テレビ・演劇・コンサート・バレエ公演等)の積極的な鑑賞

■ 成績評価の方法・基準

日頃の授業内でのリポートおよび中間期末でのリポートをもとに評価します。評価の基準は以下の通りです。
S(90点以上)=上記の到達目標をすべて達成しており、うち3つ以上を「優れた水準」で達成。
A(80点以上)=上記の到達目標をすべて達成しており、うち2つを「優れた水準」で達成。
B(70点以上)=上記の到達目標をすべて達成しており、うち1つを「優れた水準」で達成。
C(60点以上)=上記の到達目標をすべて達成している。
F(59点以下)=上記の到達目標を1つ以上達成できていない。

■ 教科書

講義内で適宜指示します。

■ 参考図書

ダニエル・アホソン『映画の文法―実作品にみる撮影と編集の技法』紀伊国屋書店、1980年。
都築政明『黒澤明と「七人の侍」-映画の中の映画誕生ドキュメント-』朝日ソノラマ、1999年。
スコット・マクラウド『マンガ学―マンガによるマンガのためのマンガ』美術出版社 1998年。
DVD アマデウス

■ 履修の条件・注意事項

好奇心と積極性を持って講義に臨んでください。映像に関して能動的な学習姿勢が求められます。私語厳禁。学外でのイベントに有料で参加してもらうことがあります。

動画・映像表現の視聴経験があること。

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