大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
科目一覧へ戻る
授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
現代と人権 吉良 伸一

前期
選択 2 講義 美術科1年
美術科2年
音楽科1年
音楽科2年
国際総合学科1年
国際総合学科2年
情報コミュニケーション学科1年
情報コミュニケーション学科2年
■ 授業の目的・到達目標

21世紀は人権の世紀だといわれます。20世紀は科学の進歩の一方で戦争や大量破壊や虐殺など様々な悲劇を生み出した時代でもありました。また、様々な差別や偏見が無くなったわけではありません。これからの時代は人間一人一人を大切にし、持ってる能力を最大限に生かす社会にならなければ、社会そのものが存続できない、あるいは存続する価値すらないのかもしれません。現代の人権問題について学び新しい社会のあり方を考える講義をしていきたいと考えます。人権問題というと難しそうに思うかもしれませんが、毎回感動し考える授業にしていきたいと思います。
目標:①現代における人権問題について基本的な知識を得る。②それぞれの問題について最小限知るべき内容を理解をしている。③解決のためになにが必要か考えられる。
④自分にできることを実践できる。

■ 各回の授業内容

 現代の人権問題を、ジェンダーなどの女性・子ども・障害者・高齢者・部落差別・外国人など様々な領域から考えていきます。ドキュメンタリー番組などの映像を用います。知識だけの講義ではなく、一緒に考え学ぶ機会にしていきたいと思います。毎回、記入用紙に毎回レポートを記入してもらいます。
【取り上げるテーマ】
1、世界の遺児・日本の遺児・自死について
2、世界の子ども 貧困・飢餓・戦争 
3、児童労働 児童買春 
4、世界の貧困 マイクロクレジット フェアトレード NGO ODA 
4、日本の子ども 夜眠らない子ども・眠れない子ども 
5、児童虐待 
6、女性 ジェンダー 
7、セクハラ DV デートDV
8、高齢者 エイジズム  認知症 
9、医療と人権 ハンセン病 
10、HIV 出生前診断 
11、障がい者と人権 身体障害・知的障害
12、精神障害 発達障害
13、被差別部落 
14、「外国人」

■ 準備学習等

 取り上げるテーマに関連した、新聞記事、テレビ番組、ホームページなどを事前に見ておいてください。

■ 成績評価の方法・基準

平常点・毎回レポート(70%)・小テスト(30%)
毎回、意見や感想を簡単なレポートに記入してもらいます。
そのほか基本的用語の理解など小テストを行います。

■ 教科書

用いません。

■ 参考図書

■ 履修の条件・注意事項

講義を聴くだけでなく考え発言して質問してください。

科目一覧へ戻る

Copyright © 大分県立芸術文化短期大学 All Rights Reserved.