大分県立芸術文化短期大学 平成30年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
器楽Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ(管弦打・弦楽器) 川瀬 麻由美
田村 朋弘
時津 りか
前期
後期
選択必修 各2 実技 音楽科1年
音楽科2年
(管弦打)
■ 授業の目的・到達目標

・擦弦楽器の仕組みを理解し、多種多様な奏法と音色を研究・習得する
・演奏技術を磨き、楽曲の記譜から作曲家の意図を読み取り、表現法を学ぶ
・将来、演奏家のみならず指導者としても活動でき得る専門性と音楽性を養う

■ 各回の授業内容

前期・後期共に第1回目はガイダンス
2~13 個人レッスン(1コマ 2名)
※実技試験前、第14回、15回目は伴奏付きでのレッスン

・器楽Ⅰ、Ⅱ(1年次)
 個々のレヴェルに応じた教材を選び、姿勢、ボーイング、左手指の押さえ方を中心に基礎的技術の向上を目標とする
Sevcik:violin studies、Dotzauer:113 Studies Ⅰ,Ⅱ、F.Simandl:New Method等の基礎トレーニングと古典派の楽曲を題材に読譜力、運指・ボーイング法を習得する
・器楽Ⅲ、Ⅳ(2年次)
 1年次の習得状況に応じて教材を選び、演奏技術のレヴェルアップと表現法を研究する。ロマン派以降の作品も取り入れ、実技試験とは異なる曲で学内演奏に臨むなどレパートリーを増やすことも必要
また、オーケストラや室内楽などでの演奏テクニックも指導する

■ 準備学習等

レッスン時までに譜読みしながら、音源を聴いたり、スコアなども入手しておくことが望ましい
各担当教員よりレッスン時に指示された内容を毎回記録し、身につくまでトレーニングを積み重ねると同時に他の楽曲にも活用できるよう理解を深めておくこと

■ 成績評価の方法・基準

各期末毎に実技試験を行なう
器楽Ⅳ(2年後期)に関しては、エチュードまたは無伴奏曲で試験を実施する(実施日は12月下旬または1月初旬頃を予定)
従って、2年後期の期末試験が「卒業演奏」となる

■ 教科書

楽譜(スコア、エチュード、出版社等)は、各担当教員より指示

■ 参考図書

■ 履修の条件・注意事項

各担当教員より指示

※管弦打コースの学生は必ず履修すること
※試験で伴奏が必要な場合、遅くとも試験日1カ月前までに伴奏者(学生または演奏員)にピアノ譜を渡しておくこと(前奏、間奏のカットについては指導教員と相談)

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