授業科目 |
担当教員名 |
開講時期 |
必修・選択 |
単位 |
授業形態 |
学科・学年 |
国際経済論 |
植村 修一
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後期
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選択
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2
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講義
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国際総合学科1年
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授業の目的・到達目標
目的:
日々、世界経済に関するニュースが飛び込んできます。円ドル相場、中国バブルの崩壊、TPP(環太平洋経済連携協定)、金融危機、シェールオイル・ガス革命、原油価格の下落、東京オリンピックなどが、私たちの生活にどのような関わりを持つのか、私たちの未来はどのようになるのか。これらを考えるために、国際経済論を学びます。その際、単に経済問題だけではなく、各国の国内政治、民族・宗教・国家間の関係などに起因する地政学リスクなどを取り上げることによって、国際関係や国際問題全般に関する理解を深めます。
目標:
・国際経済に関する基本的な用語を説明できる。
・今後、企業間、国家間や国際社会で摩擦が生じたとき、その背後にあるものは何か、真の原因は何か、ということに思いをよせるだけの関心を持つ。
・それについて、仮説をたてて自分なりの説明ができるようにする。
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各回の授業内容
(1.を除いて順番が変わることがあります)
1.国際経済とは何か、経済のグローバル化とは
2.直接投資
3.多国籍企業
4.国際貿易の理論
5.通商体制と経済統合
6.国際収支
7.外国為替と国際通貨制度
8.IMFと国際金融
9.バブルと金融危機
10.アメリカ経済
11.EUとヨーロッパ経済
12.東南アジア経済
13.新興国経済と資源エネルギー問題
14.日本経済
15.まとめと2050年の世界
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準備学習等
必要があれば、その都度指示します。
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成績評価の方法・基準
授業中の小試験と期末試験の成績で評価します。
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教科書
授業に応じて紹介します。
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参考図書
ゼミナール国際経済入門(伊藤元重、日本経済新聞出版社)
日経文庫「国際経済学入門」(浦田秀次郎、日本経済新聞出版社)
日経文庫「貿易の知識」(小峰隆夫・村田啓子、日本経済新聞出版社
日経文庫「外国為替の知識」(国際通貨研究所編、日本経済新聞出版社)
クルーグマンマクロ経済学(ポール・クルーグマン/ロビン・ウェルス、東洋経済新報社)
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履修の条件・注意事項
普段から国際ニュースに接して下さい。
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