大分県立芸術文化短期大学　シラバスWeb公開システム

授業科目	担当教員名	開講時期	必修・選択	単位	授業形態	学科・学年
教育相談論	関口　洋美	前期	選択	2	講義	美・音・2年(教職)
■ 授業の目的・到達目標近年、学校における心の問題は多様化し、また増加している。教師は、いじめや不登校などの問題から、発達障害にいたるまで、さまざまな問題に対応していかなければならない。そこで、本講義では、さまざまな問題に対する知識を養うとともに、教育実習中に体験した問題を出し合い、どのように対応していくべきか、討論をまじえて考えていく。到達目標 ①教育相談の意義を理解する ②子どもたちにおこる様々な問題について理解する ③教育相談の基礎的な技法を身につける
■ 各回の授業内容第１回　教育相談とは何か弟２回　教育相談の意義と役割第３回　教育相談の組織と方法第４回　適応と不適応弟５回　不適応の分類と理解弟６回　適応障害の理解（非行を中心に）弟７回　適応障害の理解（不登校を中心に）第８回　心身障害の理解（神経症的習癖・神経症）第９回　心身障害の理解（心身症）第10回　発達障害の理解（知的障害を中心に）第11回　発達障害の理解（情緒障害を中心に）第12回　カウンセリングの技法第13回　コミュニケーション演習第14回　教育相談演習第15回　まとめ
■ 準備学習等教育心理学および生徒指導論の内容を、しっかり復習しておくこと。教育実習ノートの見直しをしておくこと。
■ 成績評価の方法・基準テスト（70％）＋平常点（30％）
■ 教科書なし。
■ 参考図書「要説　発達・学習教育臨床の心理学」　内田照彦・増田公男　編著北大路書房
■ 履修の条件・注意事項授業中の食事・携帯電話の使用・居眠り・他の作業などは厳禁とする。

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