大分県立芸術文化短期大学　シラバスWeb公開システム

授業科目	担当教員名	開講時期	必修・選択	単位	授業形態	学科・学年
経営学	植村　修一	後期	選択	2	講義	美術科1年音楽科1年情報コミュニケーション学科1年
■ 授業の目的・到達目標目的：現代社会は、企業活動を抜きに語ることはできません。企業や企業を取り巻く環境について、幅広く学習することを通じて、組織や社会の仕組みを理解し、その中で企業や個人がいかに行動すべきか、考える癖を身につける授業です。授業ではケーススタディを重視します。なぜユニクロやセブンイレブンが強いのか、なぜ日本の電機産業が苦境に陥ったのか、これらを学ぶことで、企業戦略とはいかなるものかを理解します。目標：企業と企業経営に関する基本的な用語を説明できる。現実の企業行動や社会現象について、仮説を立てて合理的な説明を試みることができる。企業行動と個人の行動を関連付けた、双方向の思考ができる。
■ 各回の授業内容（１と１５を除いて順番は変わりえます）１．経済学とは何か、企業とは何か－ディシプリンの学問、領域の学問、戦略論、組織論２．競争戦略－ファイブフォース分析、ポジショニング、バリューチェーン、コストリーダーシップ、差別化、ニッチへの集中３．国際化戦略－母国中心、世界化、複数国母国化、多元的国際化４．多角化戦略－成長マトリクス、シナジー、範囲の経済、リスク分散５．Ｍ＆Ａ戦略－水平統合、垂直統合、ＴＯＢ、第三者割当増資、株式交換６．ブルー・オーシャン戦略－バリュー・イノベーション、アクション・マトリクス、価値曲線７．経営資源－リソース・ベースト・ビュー、コア・コンピタンス、ヒト・モノ・カネ、生産方式、知的財産権、経営者８．経営戦略の立て方－ＶＲＩＯ、ＳＷＯＴ、ＰＰＭ、リストラクチャリング９．イノベーション－Ｓ字曲線、製品イノベーション、工程イノベーション、ロングテールの法則、イノベーションのジレンマ、リバース・イノベーション、社内ベンチャー、オープンイノベーション１０．マーケティング①－マーケティング・リサーチ、市場創造活動、顧客満足、マネジリアル・マーケティング、ソーシャル・マーケティング、ブランド戦略１１．マーケティング②－マーケティング・マネジメント、ＳＴＰ、マーケティング・ミックス（４Ｐ）、ビジョナリー・カンパニー１２．行動規範－フィロソフィー、ＥＳ、ロイヤルティ１３．組織論ーマクロ組織論、組織構造、ミクロ組織論、モチベーション、コミュニケーション、リーダーシップ、リスク・マネジメント、不祥事、企業倫理、コンプライアンス１４．地域ビジネス－ソーシャル・ビジネス、コミュニティ・ビジネス、大分県経済と企業１５．まとめ－経営学の実践
■ 準備学習等必要があれば、その都度指示します。
■ 成績評価の方法・基準期末試験の成績をもとに評価します。
■ 教科書平凡社新書「リスク時代の経営学」（植村修一、平凡社）
■ 参考図書日経文庫「経営学入門」（榊原清則、日本経済新聞社）ゼミナール経営学入門（伊丹敬之・加護野忠雄、日本経済新聞出版社）ゼミナール経営管理入門（風早正宏、日本経済新聞出版社）
■ 履修の条件・注意事項普段から、企業に関するニュースに関心を持つようにしてください。

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