大分県立芸術文化短期大学　シラバスWeb公開システム

授業科目	開講時期	必修・選択	単位	授業形態	学科・学年
国際ボランティア論	前期	必修	2	講義	国際総合学科1年国際総合学科2年
■ 授業の目的・到達目標国際的なボランティアは世界に出ていくだけではありません。身近なところから出来る国際的な協力や交流を考え、自ら行動する姿勢を養います。そのために、世界をみすえ、県内外で国際的な活動している団体の方を講師をして招き、話を聞きます。到達目標は以下の通りです。 ①一般的な国際的ボランティア活動について理解する。 ②身近なところで行われている国際的なボランティア団体の活動内容を知る。 ③国際的なボランティア活動の抱える課題と対応を考える。 ④身近なところで行われている国際的なボランティア団体への参加を考える。
■ 各回の授業内容最初に総論としての国際的なボランティア活動の意義や目的について考える。自ら主体的に参加する姿勢を養うために、講義だけでなく、部分的にワークショップ（参加体験型学習）形式も取り入れる。また、各論として、世界をみすえ、主に県内で活動している団体の方を講師として招き、実践例に関する講義を受ける。さらに、実際にボランティアに参加するきっかけづくりも行っていく。具体的な授業内容の目安として、過去の実施例は以下の通り（今年度は諸般の都合により変更する場合あり）。１．　ガイダンス―授業計画、受講の心得、評価方法の説明等２．　国際的なボランティア活動の意義と目的３．　ワークショップ―国際ボランティアの実践と影響を考える４．　ワークショップ―NGO／NPOの活動とプロジェクト選び５．　活動実践例１－JICA九州およびJICAデスク大分の取り組み６．　活動実践例２－青年海外協力隊の活動報告７．　活動実践例３－「おおいた国際協力啓発月間」の取り組み８．　活動実践例４－大分県における多文化共生支援事業９．　活動実践例５－「おおいた車いすマラソン」と通訳ボランティア活動１０．活動実践例６－熱帯林の保全と「おおいた県民の森」植林活動１１．活動実践例７－東南アジアにおける教育支援活動１２．活動実践例８－おおいた発フェアトレードの活動と実践１３．活動実践例９－PEACE CAMP～平和教育の活動と取り組み１４．活動実践例１０－大分と東アジア諸国の青少年交流活動１５．全体のまとめと振り返り（５～１４の活動実践例は、講師の都合など諸般の事情により変更する場合あり）
■ 準備学習等活動実践例については、次回の内容を提示するので、事前に各団体のHP等で活動内容を把握しておくこと。
■ 成績評価の方法・基準事前学習と授業内レポート（70％）、学期末レポート（30％）の割合で評価し、その基準は以下の通り。 S（90点以上）＝上記の到達目標をすべて達成し、３つ以上を「優れた水準」で達成。 A（80点以上）＝上記の到達目標をすべて達成し、２つを「優れた水準」で達成。 B（70点以上）＝上記の到達目標をすべて達成し、１つを「優れた水準」で達成。 C（60点以上）＝上記の到達目標をすべて達成している。 F（59点以下）＝上記の到達目標を1つ以上達成できていない。
■ 教科書教科書はありません。
■ 参考図書内海成治/中村安秀(編)『国際ボランティア論』ナカニシヤ出版
■ 履修の条件・注意事項授業に止まらず、国際的なボランティア活動、関連する各種イベントも随時案内します。授業の性質上、学外に出て積極的に参加・活動してください。

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