大分県立芸術文化短期大学 平成28年度講義概要
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授業科目 担当教員名 開講時期 必修・選択 単位 授業形態 学科・学年
ピアノ音楽史 前期(小川伊作)
後期(石山聡)
通年
選択 4 講義 専攻科音楽専攻1年
(ピアノ)
■ 授業の目的・到達目標

前期における授業・到達目標
J.S.バッハに至る鍵盤音楽の歴史。楽器、奏法、諸形式、時代思潮の理解。
・初期の鍵盤楽器の種類と特徴、その音楽
・スペイン、イギリス、フランドル、イタリア楽派の鍵盤音楽:トッカータ、リチェルカーレ、ファンタジアなど
・フランス・クラブサン楽派の音楽:貴族文化と音楽;プレシオジテ;象徴;装飾法;舞踏組曲;プレリュード・ノン・ムジュレ
・ドイツ楽派の鍵盤音楽:フランス様式の導入;j.S.バッハにおけるイタリア様式とフランス様式の融合;音楽修辞学の伝統

後期における授業・到達目標
・W.A.モーツァルトがピアノソナタで使用した様々な形式の理解。
・ベートーヴェンで確立されたソナタ形式を理解するとともに、ベートーヴェンの創作時期を考察し、作品番号付きピアノソナタ全曲の創作時期を把握する。
・ロマン派音楽の始祖とされるウエーバー、シューベルトの役割。
・シューマンのピアノ作品

■ 各回の授業内容

前期15回の内容は以下の通りである
第1回 ガイダンス 初期鍵盤楽器の種類と特徴
第2回 スペイン楽派
第3回 イギリス楽派
第4回 フランドル楽派
第5回 イタリア楽派
第6回 フランス楽派
第7回 フランス楽派
第8回 フランス楽派
第9回 ドイツ楽派
第10回 ドイツ楽派
第11回 ドイツ楽派
第12回 J.S.バッハの音楽
第13回 J.S.バッハの音楽
第14回 J.S.バッハの音楽
第15回 前期のまとめ

後期15回の内容は以下の通りである。
第1回前古典派
第2回古典派:W.A.モーツアルトのピアノ・ソナタ
第3回W.A.モーツアルトのピアノ・ソナタ
第4回ベートーヴェンのピアノソナタ
第5回ベートーヴェンのピアノソナタ
第6回ベートーヴェンのピアノソナタ
第7回ベートーヴェンのピアノソナタ
第8回ベートーヴェンのピアノソナタ
第9回ベートーヴェンのピアノソナタ
第10回ロマン派の音楽について
第11回ウエーバー、シューベルトのピアノ作品
第12回シューマン
第13回シューマン
第14回シューマン
第15回後期のまとめ

■ 準備学習等

適宜指示

■ 成績評価の方法・基準

前期期末試験及び後期期末試験による

■ 教科書

適宜紹介

■ 参考図書

適宜紹介

■ 履修の条件・注意事項

原則としてピアノコースの学生が対象。前期で4回欠席、後期で4回欠席で試験の受験資格喪失とする。

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