大分県立芸術文化短期大学　シラバスWeb公開システム

授業科目	担当教員名	開講時期	必修・選択	単位	授業形態	学科・学年
国際関係入門	玉井　昇	前期集中	選択	2	講義	美術科1年美術科2年音楽科1年音楽科2年国際総合学科1年国際総合学科2年情報コミュニケーション学科1年情報コミュニケーション学科2年
■ 授業の目的・到達目標この講義では、国際関係の入門講座としてその基礎知識を修得しつつ、他方では、客観性、妥当性、合理性の探求、あるいは論理的・科学的思考能力を有する「大学生」として脱皮するための第一歩となるような授業を想定しています。到達目標は、以下の3点です。 ①近現代国際関係の歴史の流れについて説明できる。 ②国際関係に関する代表的理論を理解している。 ③現代の国際時事問題を論理的に考えようとする。
■ 各回の授業内容授業は、テキストと毎時配布するプリント（講義ノート）に沿って進めます。授業の内容として、全体としては国際関係論とはどのような学問なのかをつかんでいただき、目安としては以下の通りです。第 1回　ガイダンス第 2回　序論―大学で国際関係を学ぶ意義、社会科学、ディシプリンとは第 3回　国際関係のイメージ第 4回　国際関係論の学問的誕生第 5回　近代主権国家体系の成立と国際関係の歴史的経緯第 6回　戦間期の国際関係第 7回　第二次世界大戦後の国際関係第 8回　中間テスト第 9回　リアリズムとリベラリズムの考え方第10回　パワーポリティックス論第11回　従属論第12回　相互依存論第13回　国際交流論第14回　現代国際時事問題に対する論理的分析第15回　全体のふりかえりと期末レポートの作成について
■ 準備学習等とくにないのですが、時事問題についても触れるので、テレビで国際的なニュースを見たり、新聞の国際欄を読んだりしておくことを奨励します。
■ 成績評価の方法・基準授業への貢献度（30%）と期末テスト（70%）の割合で評価を行い、その基準は以下の通りです。 S（90点以上）＝上記の到達目標のすべてをすぐれた水準で達成。 A（80点以上）＝上記の到達目標をすべて達成し、2つをすぐれた水準で達成。 B（70点以上）＝上記の到達目標のすべて達成し、1つをすぐれた水準で達成。 C（60点以上）＝上記の到達目標のすべて達成している。 F（59点以下）＝上記の到達目標を一つ以上達成できていない。
■ 教科書教科書：玉井昇(著)『国際関係論24講（改訂版）』文教出版会2015年（もしくは玉井昇著『国際関係論（初版）』文教出版会2005年でも可）
■ 参考図書初瀬隆平・平野健一郎ほか『国際関係キーワード』有斐閣双書1997年その他、必要に応じて指示します。
■ 履修の条件・注意事項受講の心得として、知識を得ることも大事ですが、自らも考える姿勢が大事です。

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