大分県立芸術文化短期大学　シラバスWeb公開システム

授業科目	担当教員名	開講時期	必修・選択	単位	授業形態	学科・学年
心理統計	関口　洋美	後期	選択	2	講義	情報コミュニケーション学科2年
■ 授業の目的・到達目標　心理学の論文読解および研究には、統計の知識は欠かすことができない。なぜなら、心理学はさまざまなデータに基づいて成り立っているからである。本講義では、心理学分野のゼミを希望する学生や、心理系への編入を希望する学生の力になるべく、心理学で扱われる統計に関する基礎的な部分を扱う。なぜ、統計が必要なのか、どのように数字を見るのかといった基礎的なところから、簡単な解析の理解までを講義する。到達目標 ①尺度の違いを理解する ②独立変数と従属変数の違いを理解する ③簡単な検定結果を読み取ることができ、適切に記述することができる
■ 各回の授業内容第１回　数字にだまされている私たち第２回　なぜ、心理学に統計が必要なのか？第３回　数字には種類があるって知っていますか？第４回　基礎１（研究仮説を立ててみる）第５回　基礎２（データを取る）第６回　基礎３（データを眺める・データをまとめる）第７回　基礎４（データを代表する値とまとまり具合）第８回　研究仮説と帰無仮説第９回　発展１（カイ２乗検定）第10回　発展２（無相関の検定）第11回　発展３（平均値の差の検定～ｔ検定～）第12回　発展４（１要因分散分析）第13回　発展５（２要因分散分析）第14回　統計に関する注意点１（データの取り方について）第15回　統計に関する注意点２（自分が数字で騙さないために）
■ 準備学習等特になし。
■ 成績評価の方法・基準テスト（70％）＋平常点（30％）。
■ 教科書教科書は特に指定なし。
■ 参考図書「心理・教育のための統計法」　山内光哉　サイエンス社「データの処理と解析」　岩淵千明　福村出版「心理学マニュアル　質問紙法」　鎌倉雅彦ら　北大路書房「ＳＰＳＳによる統計データ解析」　柳井晴夫・緒方裕光　現代数学社
■ 履修の条件・注意事項授業中の食事・携帯電話の使用・居眠り・他の作業などは厳禁とする。

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