大分県立芸術文化短期大学　シラバスWeb公開システム

授業科目	担当教員名	開講時期	必修・選択	単位	授業形態	学科・学年
国際理解教育論	玉井　昇	後期集中	選択	2	演習	国際総合学科2年
■ 授業の目的・到達目標この授業では、平和、環境、開発、貧困、人権、文化など国際社会の抱える諸課題を取り扱います。とくに、開発教育など、ワークショップの手法を駆使し、個別的テーマについて体験的に考えることが目的です。その到達目標は以下の通りです。 ①国際社会の諸問題を体験的に理解する。 ②シュミレーションやロールプレイなどを通し、当事者の立場で考える。 ③ペアやグループで意見を共有し、協働して課題解決を考える。 ④考えたアイデアやアクションプランを他者に伝え、文章で表現する。
■ 各回の授業内容詳細は開講時に指示します。おおよその目安として、以下は過去の実施例です。第01回ガイダンスとアイスブレイキング―世界の言葉について考える第02回国際理解教育の意義と目的第03回　国際社会全般　：体験しよう「世界がもし100人の村だったら」１第04回国際社会全般　：体験しよう「世界がもし100人の村だったら」２第05回異文化理解　　：写真が語る「地球の仲間たち」1 第06回　異文化理解　　：写真が語る「地球の仲間たち」2 第07回国際人権問題　：難民の生活を体験する１第08回国際人権問題　：難民の生活を体験する２第09回多文化共生支援：難民の日本定住問題を考える1 第10回多文化共生支援：難民の日本定住問題を考える2 第11回開発問題　　　：パーム油と私たちの生活を考える第12回開発問題　　　：コーヒーと私たちの生活を考える第13回　環境問題　　　：ケータイを通して環境問題を考える1 第14回　環境問題　　　：ケータイを通して環境問題を考える2 第15回振り返りとまとめ
■ 準備学習等ワークショップやグループワークを中心とした課題解決型の授業を行います。積極的に参加して発言してください。
■ 成績評価の方法・基準原則として、ワークショップやグループワークへの参加と貢献(50%)、期末レポート(50%)の割合で総合評価し、その基準は以下の通りです。 S（90点以上）＝上記の到達目標をすべて達成し、３つ以上を「優れた水準」で達成。 A（80点以上）＝上記の到達目標をすべて達成し、２つを「優れた水準」で達成。 B（70点以上）＝上記の到達目標をすべて達成し、１つを「優れた水準」で達成。 C（60点以上）＝上記の到達目標をすべて達成している。 F（59点以下）＝上記の到達目標を1つ以上達成できていない。
■ 教科書教材は毎回プリントにて配布
■ 参考図書『市民学習実践ハンドブック-教室と世界をつなぐ参加型学習』開発教育協会『開発教育実践ハンドブック-参加型学習で世界を感じる』開発教育協会
■ 履修の条件・注意事項知識を詰め込むのではなく、自らも参加して考える姿勢を求めます。また、グループやペアワークが主体で課題に取り組むので、人見知りをせず、すすんで他者との協調や協力する態度が必要です。

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